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(未使用)森の法教育コラム 成年後見の最近のブログ記事

知的障害者と成年後見

今日、「練馬手をつなぐ親の会」での、知的障害者の成年後見制度の利用についての勉強会に行ってきました。

今日は、弁護士さんのご講演と、練馬区の地域福祉係長のご講演、次いで両名が参加者の質問に答える質問コーナーという内容でした。

弁護士さんの話の中で、現状では、成年後見は高齢者のサポート体制に主軸があり、まだまだ知的障害者のための利用についての取組みは始まったばかりであるということ、弁護士、司法書士、社会福祉士などの専門家後見人間でのネットワーク交流は、まだまだ未発達であるということが課題・問題点として挙がりました。

また、隣の席の方とお話ししたところ、成年後見の話は難しくてよく分からないということをおっしゃっていらっしゃいました。

私たち専門家は、とかく難しい言葉を不用意に使ってしまったり、イメージしずらい概念的なお話しをしがちです。

でも一般の方々は、もっと具体的に!もっと分かりやすく!もっと自分に置き換えてイメージしやすい話を! と求めています。 そうだよなぁ、私たち専門家はもっと努力してみんなが分かるようにお話しをしていかなければいけないんだよなぁ、との思いを新たにしました。

Thank you. 森香苗

追伸: 第三者である専門家が成年後見人となるのではなく、親などが成年後見人となる場合の問題点について、隣の席の方がおっしゃっておられました。「普通はお財布がひとつの家族間で、財産の管理を別に厳格にしなければならなくなるので他人行儀な感じとなって家族がちょっとギスギスする感じがあります。」 ・・・なるほど。やっぱり現場の声を聞かないと分からないことって多いですね。


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